健康的(ノンフォルムと調湿機能)



 人生の三分の一以上を過ごす住宅は健康的でなければなりません。住宅に由来するシックハウス症候群の主な原因は、建材に含まれるホルムアルデヒドなどの有機化合物です。一体化式壁工法はノンホルム建材(F☆☆☆☆)だけで構成されています。



 国土交通省、農水省、関連各団体、関連各大学が協力して実施した健康住宅研究会の研究成果の結果、有害性が高い物質として発表された、可塑剤、木材保存剤、坊蟻剤、ホルムアルデヒドが発泡ウレタンから発生する事はありません。
 また、揮発性有機化合物の有害量が硬質ウレタンフォームから発生することは全くありません。
     (ウレタン工業会発表)


下の図は「一体化式壁工法」の内壁の仕上げの前(下地)の状態で0.0633uの調湿機能を表したものです。

 一体化式壁工法の内壁下地は12時間で

吸湿性能 22.1×10-3s/u

放湿性能 
19.8×10-3s/u


 の性能があります。

(建材試験センター中央試験所「品質性能試験報告書-発行番号第11A2652号」)


 上記の内壁下地の調湿機能のほかに一体化式壁工法は防湿フィルムを使用しないので、ウレタンの裏の構造用合板以外(柱、間柱、貫、桁、梁等)の木材すべての調湿機能を利用できる構造です。


   
   「漆喰」は長期にわたって高い水準のホルムアルデヒド吸着性能を維持します。

  「珪藻土」の調湿機能は多くの人に認められた性能です。

 
 仕上げ前の状態で調湿機能があり木材の調湿機能を利用できる一体化式壁工法は、内壁仕上げに「漆喰」や「珪藻土」等を使う事でより一層健康的な室内空間を作る事が出来ます。


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